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お伽草子(1) [お伽草子]

 「お伽草子」のDVDをレンタルしました。プロダクションIGの作品だって事以外、事前知識なしで、視聴。感想を書いていきたいと思います。(ネタバレ含みますので注意を)
 
 
 今回は第1話「頼光」
 時は平安時代。政治は公家が行いながらも、陰陽師が強い影響力を持っている。そんな中、地方豪族平定のため、武士が台頭してきた時代。
 「源 頼光」とその家来「渡辺 綱」は京に平安をもたらすといわれる伝説の勾玉を土蜘蛛族から奪還するために常陸の国に向かう。次々に現れる刺客を何とか撃退しながら先に進んでいく。
 一方その頃、京では申楽師「万歳楽」は帝の前で、舞を披露する。万歳楽の舞に満足した帝はお抱え申楽師に誘われるが京の荒れように、気をかける万歳楽は断り立ち去る。その直後、帝は急に病に倒れる。呼ばれたのは盲目の陰陽師「安部清明」。清明の薬で帝は落着く。
 源家では旅立ったはずの頼光が病に伏せている。今、旅に出ている「頼光」は兄に成りすました妹の「光」なのだ。
 「頼光(光)」は「綱」の提案で、体勢を立て直すために、近くの里に降りることに。
 あらすじはこんな感じ。で、感想なんですがキャラクター原案 田島照宇なんですね。凄く綺麗。高密度な作画。地上波だったんだよね?これ。まずそこにびっくり。
 第1話はまさに導入部。世界というか背景に関する直接的な説明が最小限なのに、ちゃんと伝わってきました。公家は陰陽師のいいなり、でも権力は欲しい。京に住む民は寂れているのに権力争いばかり。勾玉探しも陰陽師、というか清明の発案。清明は何を企んでいるのやら。そして武家は従わなければならない。「光」は兄を助けたい一心で旅にでる。兄譲りの弓の腕前とは言え人を殺めたことなどないだろうに。
 そういえば、「頼光(兄)」と「万歳楽」って同じ声優さん(三木眞一郎さん)。何か関係があるのかな? 


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